2012年4月10日火曜日

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4月3日放送
シリーズ挑戦するまち 目指せ“電力自立”住民たちの挑戦

http://www.nhk.or.jp/shutoken/ohayo/report/20120403.html

東日本大震災以降、節電や自然エネルギーの利用への関心が高まっています。そうした中、生活に使う電力を自分たちの手でまかなおうと住民たちが動き始めたまちがあります。
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神奈川県北部、相模原市藤野地区です。相模湖のほとりにおよそ1万人が暮らしています。 去年、東日本大震災をきっかけに「電力の自立」を掲げる住民グループが誕生しました。 建築やデザインなどの仕事を持つ20人あまりのメンバーが、自然エネルギーを利用して地域の電力を生み出そうと活動を行っています。グループの名前は「藤野電力」。
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去年の夏、地域のイベントで使われる電力を太陽光などを使って自分たちだけでまかないました。
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「原子力発電所の事故が起きて、どうやって電気を作るのか、ぼくたちが使っている電気は何なのかと考えたときに自分たちでやれることはある。何ができるだろうかと考え始めたのが最初です。」と藤野電力代表の小田嶋哲也さんは話します。
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自分たちで電気を作る取り組みを広げようと、毎月開いているワークショップです。太陽光 パネルを使い、簡単な発電装置を作ります。参加者たちは藤野電力メンバーの指導を受けながら自分で電線を切り、機器を順番につないでいきます。発電した電 気はバッテリーで蓄え、非常時にも使うことができます。
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使い道は照明のほか、携帯電話の充電など。バッテリーに蓄えた電気を使えば、ノートパソコンならおよそ5時間使えます。参加費用は材料費を含めておよそ4万円。大がかりな工事をせずに太陽光発電を取り入れられる手軽さが人気を集めています。
「非常に楽しかったですね、大満足。童心に返った」
「計画停電のときに電気がないと何もできないと思って、すごく簡単にできそうだったんで、実際できたので勉強になりました。」と参加者は話します。
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藤野電力の活動を通じて住民たちの意識も変わってきています。
藤野でカフェを営む森田和恵さん。去年12月、ワークショップに参加しました。
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手作りした太陽光発電システムは店の照明やコーヒーの豆をひくときなどに使っています。
「この前作った太陽光パネルの電気でひいたと言うと、それだけでみんな感動してくれた。おいしくなるような気はします。」と森田さんは話します。
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森田さんは、以前よりも電気を大切に使うようになったといいます。 「使ってない所の電気でも平気でつけっぱなしだった所は、(電気を)ためるのはこんなに大変だからちゃんと消しておきましょうと意識が変わったかなと思います。」と話します。
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藤野電力では、さらに、地域の川を利用して小規模な水力発電設備を作ろうという計画も進めています。
この日、メンバーの一人が川の流れる土地の所有者を訪ねました。 災害に備えたいと考えていた所有者の男性は、グループの計画に協力を申し出ました。
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「これからは自分たちもやらないと(電力の供給が)あてにならない。いいことだと思います。これから先、震災などがあったときにちょっとでも明るく暮らせればいい。」と梅久保茂一さんは話します。
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現在の発電量はわずかですが、今後、地域の資源をいかして、より多くの電力を作り出していきたいとグループでは考えています。
「将来的には電力の自由化を見つめていて、地域のエネルギーは自分たちで全部自給できている。メンテナンスもできているという形ができたらいいなと思い描いています。」と藤野電力代表の 小田嶋哲也さんは話します。
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電力の自立を目指して一歩ずつ取り組みを進める藤野電力。震災を機に始まった住民たちの挑戦が、注目を集めています。

藤野電力ではこの他、建築士のメンバーが太陽光などの自然エネルギーを活用した住宅を設計し、地域に広げる取り組みも行っています。最近では他の地域の人から「自分の住む地域でも活動を始めたい」と相談されることも増えているということです。

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